石鍛冶とジェイス　美味しいとこどりはできない

2011年12月20日ｍｔｇコメント (2)

今回の禁止改訂で、禁止になるのでは？禁止になってほしい！等の色々な事が言われていた２枚だったが、結果は案の定というかノーチェンだった。

現環境を考えると、様々なカラーバリエーションの石鍛冶デッキが存在していて、その半数以上にジェイスが投入されている。
この環境が健全か不健全かは人によって感じ方が変わるから、問答する意味は全くないので割愛する。

現実として石鍛冶は環境にあり、ジェイスは最も優秀なPWとして君臨している。
禁止にならなかったのだから、それをどうこういう前にそれに勝てるように構築する事を考えていきたい。

単純な解答としては、自分もジェイスを使うのは手の一つだろう、対消滅ができ、先に場に着地すると有利な場を築く事ができる。

また、純粋にPWで言うならばエルズペスやガラクと言ったトークンを生み出すPWや、ミシュラ等のマンランドには非常に脆弱性を見せつける部分がある。

ジェイスに限らずPWに効果があり、石鍛冶に対しても刺さる罰する火エンジンもやはり今後も活躍する１枚だろう。
Zooの標準装備になりつつあるカードであり、タフネス２以下の生物を軒並み焼き殺すことができ、硬いPWであっても使いまわす事で撃ち落とす事が可能となる。

さらに、赤いデッキならそれだけでサイドに赤ブラストを積む事ができ、ジェイスに対しての性能は上がるだろう。

上記の理由を考えていくと、今の環境赤いカードがとにかく強い。
となれば、自分の普段使っているデッキに赤を足すのはありなのではないか？
無論足す事によってゆがむだろうが、それは環境にあわせて歪めてるだけなので問題はない。

歪めずに勝てないなら、歪めて勝つべきだ。

緑が入っているデッキなら、内にいる獣などもオススメしたい。
実際最近のCTGに１枚刺しているが、なんども相手のジェイスを３／３に変えてきて実際にその強さを体感してきた。

青いデッキはカウンターの選択を十分に考えてからすべきだろう。
たしかに今呪文嵌めは強いが、生物を除去する事も念頭に置いて考えるならば、呪文貫きのほうが今はメインに取るべきカードではないだろうか？
石鍛冶等をさばいた後に出てくるPWによって負けるならば、そこを消せるカウンターを搭載すべきだ。

デッキを構築する前にまずは自分がどんなデッキを作るか考えるのが一番じゃないだろうか？
俺は環境が変わると毎回
「今のメタで勝てるCTGはねぇかな？」
というトコロからスタートするw

実際に無理だと判断した時（例えば今年のニッセン）はチームで調整された石鍛冶バントを使用して、結果自体は悪く無かった。
つまり、突き詰めると

自分の使いたいデッキ＜勝てるデッキ

の方程式になる。
ここの不等号が逆になる人は、メタも何も関係なく己の道を突き進んでいるのだから負けるのも仕方がないことだろう。
もちろん、俺はCTGが大好きで可能性があればそれにしがみつこうとしているが・・・

メタにあわせて色を変えたりと様々なチューンができるのは多色デッキ（３～４色）の強みと言えるだろうね。

また、今のメタでカードとして見るのではなくデッキとして考えた場合
あきらかにANTが強い。
石鍛冶を食いにきたZooに対して強く、CTGを使ってるのなんざ俺やネタ蒔きくらい。
そして一番多い石鍛冶に対しても優位に立てるデッキなのは間違いない。

俺が書いちゃうとCTGを使ってるから～と思われるのは仕方がないが、割と今回は真面目にANTがすごく強い環境だと思ってるwwwww

石鍛冶に対して強いデッキ、ZooやANTがある以上石鍛冶の禁止はないだろうなぁと思う。
ジェイスにしたって対ANT戦で４マナとか抜くし、ドレッジ戦でも抜く。
（PWのタメに増やしてる土地も１枚サイドアウトする）

しばらくは今の環境かわんないから、勝てる形を模索しないとネ